システムトレードでずっと勝ち続けるこはムリか?
自分の裁量トレードに自信をなくしたとき、システムトレードをしたくなります。
いくらやっても勝てないので、まさに猫の手も借りたいですね。
しかし深く考えてみれば、システムトレードでずっと勝ち続けることが難しいことがわかります。
というよりも、大学生だったころ(いまは院生ですw)自動売買のシステムを2つ買ったことがあります。全然勝てませんでした!
では、なぜシステムトレードで勝ち続けるのが難しいのでしょうか。
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理由その1 値動きを完全予測は不可能。
システムにするということは、市場の動きに合わせないといけません。
つまり値動きの幅や速度に合わせて売買ポイントを調整しないといけないのです。
相場の環境をつねに予測できるシステムを開発するのは非常に大変です。
現在のテクノロジーでは、相場に合わせたシステムを生み出すのはありえないかと思いますね。
理由その2 リスク管理をしてくれない。
どのポイントでエントリーするかだけではなく、通常はどれぐらいのロット数でエントリーするかもシステムが決めます。
だからといって、リスクや資金管理をしてくれるわけではありません。
勝率の低いところですと、通常はロット数を落としますが、システムは決まった数値でしか動かないので同じ量でエントリーしちゃいます。
リスク管理なくして相場で勝つことはできない、これは身に染みております。
この点からみても、システムトレードで継続的に勝ち続けることの難しさがわかりますね。
理由その3 時間を考慮しない。
いま出回っている自動売買システムのほとんどは値段にしか注目していません。
トレンドがどれだけ継続したかは数値化されないので、トレンドの継続期間は無視されます。
これは非常に問題でございます。時間というのはつまり、投資家たちの心理状況を表しています。いつ逆の注文を行うかを教えてくれる大事なサインになりますが、それを無視するということです。
ずっと上昇トレンドが継続していると、どのタイミングで売り決済の注文が行われるを考えなければなりません。
逆の動きが読めれば、適時に売りエントリーができて、発生したトレンドをごっそり獲ることができます。
残念ながら、システムはここまでやってくれませんね。はい、これもシステムトレードの弱点になります。
システムトレードで勝ち組になれるか?
結論からいうと、なれます。ぼくから言うとまったく説得力がないですが、大きなファンドや金融機関はほとんどシステムを動かしているみたいです。
彼らはうまく収益をあげることができているので、勝ち組になることができると思ったわけです。
まぁ、ファンドとかは圧倒的な資金力があるので、ぼくらはマネできません。
市販のソフトと彼らが使っているものを比べても天と地の差ほど性能がちがいます。
まとめ
ヘタにシステムに頼ろうとせずに、トレードはしっかり自分で考えてやるものだと思いました。
あくまでも自分の経験ですが、買ったソフトが使えなかったし、情報収集してみたらたくさん難点が出てきたので、なおさら裁量トレードに魅力を感じます。
トレードスキルを磨いて、投資でがっぷり儲かって家でゴロゴロしたいです。
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